第3章:『60歳の日々』第5回:【楽しかったこと②】旧友との年一回の旅行 〜40年の絆と、娘を持って知った『ありがとう』の真理〜

第3章【心】

痛快!天月です。

毎週火曜・木曜・土曜の夜21:00、私の人生を仕分ける『60歳の日々』。
火曜日枠の「しなくてもよかったこと(影)」に対し、木曜日枠では、私がこれまでの人生の中で、最高に脳汁が出た、生きてる意味そのものだった出来事を掲載していきます。

その第2弾は、私の人生の最高の財産である、4人の仲間たちとの物語です。

【旧友との年一回の旅行】


■ 🟥 ステップ①:現在の答え 〜娘を持って、やっと気づけたんだ〜

小中学生のころ以来、ずっと一緒に歩み続けてきてくれた、4人の友へ。
本当に、本当にありがとう。

還暦を迎え、引退を目の前に控えている現在の私が、今、心の底から思っていることがあります。

「あぁ、あいつらは、小さな、大人しかった俺のことを、ずっと温かく守ってくれていたんだな」と 。

そのことに、私がなぜ今になって気づくことができたのか。
理由は、呆れるほどにシンプルです。それは、私自身に「最愛の娘」が生まれてくれたからです 。

中1になった私の娘は、本当に私にそっくりです。性格もおとなしくて、引っ込み思案で、泣き虫で、運動音痴で、おまけに体まで小さい。でも、妙に頭が良くて賢い。
私は父親として、これから社会の中で生きていく娘のことがいつも気になってしょうがないし、いつも心配して見守っています。

娘への愛おしさに胸を締め付けられたあの瞬間、私の頭の中で、過去のすべてが繋がりました。
あぁ、そうか。あの優しかった小中の友たちも、そして今は亡き俺の父親も、あの頃の小さくて大人しかった私に対して、同じ温かい心配の気持ちを向けて守ってくれていたんだな、と。

娘を持って、私はやっとその真理に気づくことができました。
今までずっと、見捨てずに付き合ってきてくれて、本当にありがとう。


■ 🟥 ステップ②:過去のファクト 〜毎月3,000円の積立と、バカ騒ぎ〜

中学を卒業した私たちは、全員が全く別の高校へと進学していきました。普通なら、そこで付き合いは自然とフェードアウトしていくものです。
しかし、私たちは高校生になっても、付き合いが途切れることはありませんでした。
私一人だけが、大学へと進学し、別の道を歩み始めてからも、あいつらとの関係は全く同じままでした。

そして、お互いに歳を重ね、50代になってからの私たちのはしゃぎ心は、さらに進化していきました。

全員で、毎月【3,000円】の旅行積立をコツコツと始める。

年に1回、全員で温泉旅行などへ行き、若い頃の少年に戻ったようにトコトン腹の底からバカ騒ぎをするのです。
気の置けない友人たちと、美味い酒をグッと喉に流し込み、他人のものさしをすべて忘れ、笑い転げる夜のじっくり時間。

ただ一言、「最高なんです」。


■ 🟥 ステップ③:結び 〜人生色々。だから、本当に信頼できる友を見つけなさい〜

「これからの長い人生、本当にたくさんの出会いと別れがある。その中で、自分が大好きな人、心から気が合う人、そして自分のことを本当に気遣ってくれる本物の人間を、しっかりと見極めていける人は幸せだ」

生きていれば、時には信頼していた人間に裏切られることもあるでしょう。
時には、最初は「嫌な敵だな」と思っていた人間が、実は自分のことを一番奥底で思ってくれていた本物の味方だった、なんていう逆転劇にぶつかることだってあります。

まさしく、人生色々です。だからこそ、この世界は予想がつかなくて、これほどまでに「楽しい♬」のかもしれません 。

でもね、最後の最後に、本当に心から信頼し合える友。
それは、年上であろうが、同い年であろうが、年下であろうが、年齢の数字なんて一切関係ありません。そんな「本物の友」をたった一人でも見つけることができたなら、人間の人生のゲームは、それだけで幸せなんだと思う。

4人の友に守られ、今も毎月3,000円を積み立てて最高の笑顔をチャージできているように、自分のものさしを大切にしながら、生涯の宝物になる本物の友と出会えたら最高です。60歳になった今でも、友人と酒を飲んで笑っている。たぶん俺は、こういう人生が好きなんだと思う。

大金を稼ぐことも、勝負に勝つことも面白い。
でも、40年前の友人とくだらない話をしながら飲む酒も、同じくらい旨い。

そして最近、娘を見ながら思う。

「俺も、いろんな人に支えてもらって、ここまで来たんだな」と。

だから、今なら言える。

ありがとう。

……まあ、本人たちの前では恥ずかしくて、なかなか言えんけど(笑)。

それでいい。

また、みんなで飲もう♬

(次回、10月17日(土)21:00:【これからやりたいこと②:旧友との旅行と飲み会 〜70歳になっても、アイツらとバカ騒ぎを続けるための投資計画〜】へと直線一気で続く)

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