痛快 天月です。
元日の開幕宣言を経て、いよいよここから全80回にわたる私の生き様の棚卸しがスタートします。
シーズン1(1月〜3月)の火曜日枠は、私がこれまでの60年の人生の中で、「マジでしなくてもよかった。俺の貴重な時間とエネルギーを搾取されただけだった」と結論づけた出来事を掲載していきます。
その記念すべき第一弾は、日本のサラリーマン組織にある、この不条理だと私が思ったものです。
【労働組合の役員】
■ 🟥 ステップ①:現在の答え 〜30代の貴重な時間を、組織のノイズに溶かすな〜
私は今、60歳。
手元には一定の資産があり、3月に仕事をすっぱり辞めて、これから70歳までのカウントダウンを自分の「はしゃぎ心」の赴くままに全力ではしゃぎ倒すための、人生設計を考えています。
自由へのバトンを握りしめている現在の私だからこそ、過去をハス目で振り返って、静かに確信している真理があります。
私はかつて、本来の職務をこなしながら、実に**「7年間」もの長きにわたって労働組合の執行委員**をやりました。最後は副執行委員長という重い椅子まで押し付けられました。
現在の私が下す答えは、ただ一言です。
「俺にとっては、ただの、完全なる時間の無駄だった」
そんなことのために自分の貴重な脳ミソのスタミナを使うくらいなら、人生で最もエネルギーが満ち溢れていた「30代という黄金の時間」を、自分が本当にやりたいこと、自分の未来の資産(投資や勉強)のために、全集中させるべきだったのです。
■ 🟥 ステップ②:過去のファクト 〜『独身だから』という不条理と、お人好しだった俺〜
なぜ、私はそんな無駄な役職を7年間も、ずるずると継続してしまったのか。
そこには、組織という名の一見正しそうな、しかし中身は最高に不条理な構図がありました。
執行委員を数年務めたある年のことです。私はこの役職を降りるために、役職のバトンを次の世代へ引き継ごうと動きました。
「俺はもう十分でしょ。あとは、20代の後輩の〇〇君に任せたいと思っています」
当然の世代交代です。しかし、組織から返ってきたのは、あまりにも呆れた、しかし日本の組織ではなぜかまかり通ってしまう「発言」でした。
「天月さん、彼は結婚したばかりで、まだ子供が小さいから組合の役員を継続するのは大変で無理ですよ(笑)」
それを聞いた瞬間、私の頭の中に猛烈な違和感の地鳴りが響きました。
当時の私は、様々な人生の巡り合わせ(事情)によって、結婚もしていなければ子供もいませんでした。
(……おい待てよ、子供が小さくて大変なのは分かる。けれど、だからといって『俺は独身で身軽なんだから、代わりに組合の面倒な仕事をずっと押し付けられても文句ないだろ』という、そんな身勝手な理由が通るのか?)と。
しかし、当時の私は、本当に、本当に救いようのない**「お人好し(優しいアホ)」**だったのです。
仕事面においても、プライベートな時間においても、他人の顔色を窺って、相手の不条理な言い訳をハス目で笑い飛ばすことができなかった。心の中では強烈な不快感を覚えながらも、お人好しの私は、結局何も言い返すことができずに「あぁ、じゃあしょうがないな……」と、そのバトンを再び自分で抱え込んで、貴重な30代の夜の時間をダラダラと組合活動に溶かし続けてしまったのです。
■ 🟥 ステップ③:結び 〜必要最小限の防衛線だけを敷け〜
お人好しゆえに7年間もの時間をドブに捨てた私の痛烈な影データから、残したい最初の『心』の教訓はこれです。
「人間の人生の時間は、有限である。他人の不条理な甘えや組織の空気に同調して、自分の本当にやりたいことを絶対にあきらめたらいけない」
これからの長い人生、社会生活や職場で生きている以上、学校のPTAや地域の集まり、職場の輪番制の役職など、どうしても「やらなければならない義務」にぶつかる場面はあるでしょう。
そこで、どう考えるか。私はこう思っている。
「どうしても断れない義務は、どこまでも『必要最小限』のエネルギーだけでスマートに受け流し、自分の時間を死守しなさい」
仮に、自分自身がその活動に120%納得して、「これが俺のはしゃぎ心だ!♬」と本気でやりたいのなら、いくらでも人生を賭けてやればいい。しかし、他人の見栄や組織の同調圧力のために、大切な命の時間を搾取させてはいけないと思うのです。
皆さん、俺が30代でお人好しになって時間を溶かしたあの最大の失敗談を笑ってください。そして、それを踏まえ、自分の「ものさし」をガチッと胸に抱き、自分の大好きな自由のロードを突き進んでもらいたいものです。
(次回、10月8日(木)21:00:【楽しかったこと①:スイス旅行 〜カネを惜しまず、世界の絶景を撃ち抜いた日〜】へと直線一気で続く)


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