痛快 天月です。
私の人生を支え、折れそうな心を奮い立たせてくれた本を1冊ずつ紹介していく「人生読本25」。
第7回目は、生真面目でストイックになりがちな大人のブレーキを外し、圧倒的な「楽しむ勢い」で未来をこじ開けるためのポップで強力な一冊です。
『はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法』本田晃一(SBクリエイティブ)
■ 自分が正しいと思っているだけでは、人は動いてくれない。
普段の私は、経済的な不条理や左遷の逆境をじっと耐え抜いてきたこともあり、どちらかと言えば「大人しい人間」です。内に秘めた情熱は誰よりも強い自負がありますが、表面的には物静かで、一歩引いて周囲を見守るスタイルが日常でした。
しかし、そんな大人しい性格だからこそ、人生の随所で歯がゆい壁にぶつかることがありました。
仕事やプライベートで、「絶対にこの方法なら上手くいく!」「この道を行けば間違いない!」と確信を持って主張しても、私の大人しいトーンのせいか、周囲がなかなか同調してくれず、巻き込まれてくれないのです。
「私の言っていることは、なぜ伝わらないんだ……」
そんな生真面目な正論の限界に突き当たっていたとき、私の目に飛び込んできたのが、この『はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法』という、当時の私とは正反対にあるようなタイトルでした。
■ ロジックを超える「楽しそうな勢い」の凄まじさ
本書を読んで、私はハッとさせられました。
人間を動かし、未来を動かす最大のエネルギーは、冷徹なロジックや正しい正論だけではない。人間は、「めちゃくちゃ楽しそうに、はしゃいでいる人」の勢いにこそ、理屈抜きで巻き込まれていくのだと教えられたのです。
それからの私は、ときには自分の殻を破り、心の中で子どものように「めちゃくちゃ、はしゃいで、楽しんで、やる!」というマインドを取り入れるようにしました。
すると、不思議なことが起こり始めました。
これまでは正論を言っても動かなかった周囲の空気が、私が楽しそうに勢いよく動くことで、ドミノ倒しのように一気に変わり、物事が面白いように片付いていくのです。
「正しいと思うからやる」のではない。「最高に楽しいから、はしゃぎながら突き進む」。
そんな痛快な生き方が、人生にはあってもいい。いや、それこそが退屈な日常を直線一気で突き抜けるための、最高のブースターなのだと確信しました。
■ 現代を生きるあなたへ
還暦を迎えた今、私が「資産3億円」という、世間から見れば無謀とも言えるマネーゲームをスタートさせたのも、まさにこの『はしゃぐ心』の仕業です。
大真面目に眉間にシワを寄せて「老後のための資産形成」なんてやっていたら、心のガソリンは一瞬で切れてしまいます。
「60歳から3億円を目指すなんて、最高に面白そうじゃないか!」
そうやって、子どものようにワクワクとはしゃぎ、楽しんでいるからこそ、私は短期間でブログを立ち上げ、何本もの記事を怒涛の勢いで執筆し、脳汁を出しながら未来への資産を仕込むことができています。今の私、めちゃくちゃはしゃいで、楽しんでいます(笑)。
もしあなたが今、真面目に生きているのに現実が上手く動かないともがいているなら、一度その大人のブレーキを外してみてください。
誰に遠慮する必要もありません。子どもに戻ってめちゃくちゃにはしゃぎ、楽しんで、その圧倒的な勢いのまま、あなたの夢を直线一気で掴み取ってやりましょう!
(第8回『うまくいっている人の考え方 完全版』ジェリー・ミンチントン へ続く)

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