第2章第21考:【人生読本25】第16回:環境のせいにするな。無味乾燥な日常を極上に変える魔法――福島正伸『どんな仕事も楽しくなる3つの物語』

第2章【学】

痛快 天月です。

私の人生を支え、折れそうな心を奮い立たせてくれた本や言葉を紹介していく「人生読本25」。
第16回目は、組織で働くサラリーマンや公務員、そして日々淡々と同じ作業を繰り返す日々に退屈しているすべての人に、一瞬で世界をガラリと変えるための「心のスイッチ」をくれる一冊です。

『どんな仕事も楽しくなる3つの物語』(きこ書房)


■ 「物は考えようだ」それに尽きるという事実

世の中には、毎日の仕事に対して「上司が悪い」「給料が安い」「この仕事はつまらない」と、不満ばかりを口にしている人があふれかえっています。
しかし、長い組織人生を歩んできた私は、数々の職場でひとつの不変の真理を目撃してきました。

それは、「どんな仕事もつまらなくしてしまう天才が世の中にはいる」ということ。そして逆に、「どんなに過酷で単調な仕事であっても、自分自身で最高に楽しいものへ変えてしまう達人もいる」ということです。

結論から言いましょう。
人生におけるすべての仕事は、「物は考えようだ。それに尽きる。」のです。

本書に描かれる3つの短い物語は、まさにその真理を優しく、しかし鮮烈に教えてくれます。駐車場の警備員、工場の作業員、どんなに地味に見える仕事であっても、自分の「考え方」ひとつで、それは世界で一番誇らしく、エキサイティングな舞台へと変貌を遂げるのです。


■ 天月流:マネーゲームも「物は考えよう」

この「物は考えよう」という思想は、私の徹底的な「節制」や「投資戦略」、そして資産3億円を目指す現在のマネーゲームの根底にも流れています。

多くの人は、1円をケチる節制生活を「苦しい、惨めだ、我慢の連続だ」と捉えます。だから長続きしません。
しかし、私は違います。
「無駄な支出を削ることは、自分の大切な資産を敵から守るための最高にスリリングな防衛戦(ディフェンス)だ」と、はしゃぎながら楽しんでいるのです。

4,900万円から3億円を目指す高い山を登るのだって、眉間にシワを寄せて苦しむ必要はありません。「この年齢から人生大逆転の直線一気を決めるなんて、小説の主人公みたいで最高に面白いじゃないか!」と捉え方を180度変えているからこそ、毎日のブログ執筆も投資も、楽しくて仕方がありません。


■ 現代を生きるあなたへ

生きていれば、どうしても自分の思い通りにならない職場や、退屈な業務をこなさなければならない時期があります。左遷の闇の中にいたあの時の私もそうでした。

ですが、周囲の環境やアホな上司を変えることはできなくても、あなたの「考え方」だけは、今この瞬間に、100%自分の意志で変えることができます。

不満を並べて「つまらない人生」を生きるのか。
物は考えようだと腹をくくり、目の前の状況を最高に面白い「ゲーム」に仕立て上げて突き抜けるのか。すべてはあなた次第です。

もしあなたが今、日々の仕事に疲れ果て、何のために働いているのか分からなくなっているなら、ぜひこの温かい3つの物語を開いてみてください。明日からの職場の景色が、驚くほど色鮮やかに変わり始めるはずです。

(第17回『君に100の成功を送る』経済界 へ続く)

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