痛快 天月です。
私の人生を支え、折れそうな心を奮い立たせてくれた本や言葉を紹介していく「人生読本25」。
第17回目は、読むだけで血がたぎり、男のロマンと圧倒的なエネルギーが心の底から湧き上がってくる、珠玉の人間ドラマ集を紹介します。
『君に100の成功を送る』(経済界)
■ 100通りの生き様。面白いに尽きる先人たちの出世伝
世の中には、一つの成功法則だけを絶対の正解として押し付けるビジネス書がたくさんあります。しかし、私はそんな退屈な本には興味がありません。
本書を開くと、そこにはめくるめく圧倒的な「人間臭いドラマ」がこれでもかと詰まっています。
「100人の成功者がいれば、100通りの出世伝がある。」
特に、私が読んだ瞬間に激しい感動を覚え、何度もページをめくって読み耽ってしまった。特に、「戦後の高度経済成長期」を泥臭く、そして豪快に駆け抜けていった先人たちの記録は圧巻だ。
何もない焼け野原からスタートし、ただひたすらに前を向いて頑張った人。ここぞという勝負所で圧倒的な直感を信じ、運を味方につけて大出世を遂げた人。
綺麗事のロジックではなく、彼らの執念と大逆転のプロセスは、まさに「面白いに尽きる」の一言。一本の一級品のエンタメ小説を読んでいるかのような興奮が、この1冊には詰まっています。
■ 「運」は、直線一気で突っ込む者にしか訪れない
彼らの100通りのドラマを読み解く中で、私はある確信を得ました。
それは、運を味方につけて成功していった巨星たちは、誰一人として守りに入ってじっとしていたわけではない、ということです。
全員が、自分の信じた道を疑わず、逆境の中でも「今に見とけよ」と牙を研ぎ、ここぞという瞬間に直線一気で突っ込んでいった猛者ばかりです。リスクを恐れて縮こまっている人間に、運の女神がフルスイングで微笑むことは絶対にありません。
この先人たちの熱いDNAは、還暦を迎えた今、4,900万円というリアルな現在地から「資産3億円」という高い山へチャージをかける私の生き方の、大きな原動力になっています。
「60歳から3億円なんて無茶だ」と笑うアホがいたら、私はこの本を引っ提げてハス目で笑い返してやります。戦後の荒波を生き抜いた先人たちに比べれば、今の私のマネーゲームなんて、最高に贅沢で面白いエンタメにすぎません。
■ 現代を生きるあなたへ
生きていれば、自分の不条理な境遇に愚痴を言いたくなったり、周りの目が気になって挑戦を躊躇してしまう瞬間があります。左遷の闇にいたあの時の私もそうでした。
ですが、他人が作った狭い物差しで自分の人生を終わらせてはいけません。
100人いれば100通りの正解があるのです。あなたの人生の出世伝(成功物語)を書くのは、世間の常識ではなく、あなた自身です。
もしあなたが今、現状を打破するエネルギーが欲しい、停滞した日々に熱い火を灯したいと願うなら、ぜひこの100人の熱狂的な生き様に触れてみてください。読み終えた瞬間、あなただけの新しい物語を直線一気で始めたくて、身体の芯からウズウズしてくるはずです。
(第18回『小さな悟り』枡野俊明 へ続く)

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